2016年2月7日日曜日

北サウのオハネフ

北斗星のオハネフといいますと、北は0番台、東は200番台のイメージが何となくあります。東の場合は0番台もいますし、古くはオハネフ24もいましたから必ずしも切妻車が代表ではありませんが、北の場合は切妻車はたった1両のみ。216しかおりません。
もっとも切妻ではオハネフ24-500番台というドデカイ隠し玉がいるのですが、 おかげで216の存在感と言ったら、ほぼ最低レベルではないでしょうか。

混成編成になった当初の北斗星は、B個室車の予備車が限られるため、かなり雑多な構成がみられました。時にはオハネ24-500がピンチヒッターで登板したり…
2号車がB寝台化されてからは、予備車のいない5号車(オハネ25-550番台)の代わりにオハネ25-560番台が入る程度で、だいたい落ち着いてしまったようです。
さて、こうして2号車には車掌室完備のオハネフ24-500番台が常駐するようになりました。これらの予備車として時々登板したのがこちらの216。正直かなり不遇といえます。
模型としてもオハネフ24-500のほうが目立ちますし、人気のようです。
じゃあ我が社は216にしよう。へそ曲がりなんです。

種車はKATOのオハネフ25-200番台です。引き戸化は例によってボナファイデのパーツ。クーラーカバーは新型、台車は北海道改造車御用達のF型ではなくノーマルです。種車のステンレス帯モールドは削るのが筋でしょうが、こうやってゴールド塗装してしまうとほぼ分からないので気にしない。こいつが尻に付くこともないので、貫通路付近の造作も省略です。

東日本車との差異で注意すべき点は、外付け雨樋の追加、妻面への金帯回りこみ位置、妻面屋根の塗り分け、無線アンテナの有無といったところ。
今ならTOMIX車ベースのチョイいじりでいいですね、ずっと楽です。