2020年10月3日土曜日

アクラス211系 製作中(苦闘中)3

 いろいろ手がかかり過ぎて、ちょっと嫌になりつつありますが、ここでやらないと完成しない病に罹患する率大なので、がんばります。そういえば、やっと画像読めるようになりました。

パッと見、そう悪くなさそうですが、やはり屋根のRはキツイと思います。まあ211系に見えるからいいけど。(直すに直せないしね)別パーツなので、塗装もしやすい。

そしてこの面パーツだけは恐ろしく精度が高いので、ガラスパーツやライトリムがバチピタで填まります。右のクハはライトリムがちょっと浮いて見えますが、ちゃんと填まっていないだけです。窓パーツは側面(断面)部分しか糊代がないので、バチピタでないと破綻するので、妥協できなかったのでしょうけれど。


この精度が他で出ていれば文句はないのですが、まずはクハの床板。これはあり得ん。たかだか全長30㎝弱のパーツでこの精度というのは理解しがたい。削るしかないのだけれど、床板は車体と嚙合わせるダボが付いているので、適当に片端を削ると車体と合わなくなる。とか言いつつ調べてみると、それ以前に元々床板のダボと車体側のダボ穴でピッチが違うのよね。何とか填まるんだけれど、明らかにズレがある。もう、現物合わせで走るしかないです。

全然使えないクーラーパーツ。塗装の色味確認に塗ってみましたが、メッシュの裏に押し出しピンが付いているのですよ。ここだけすごく分厚いので、当然表面盛大にヒケます。くり抜いて、あらためてメッシュを貼るという手もありますが、8両分×2をやる気は起きないね。TOMIXさんのパーツに差し替えます。

問題の正面窓ガラス。このヒケはひどいね。2000番のペーパーで擦って、コンパウンドで磨きました。新たに切り出した方が楽だった気がします。

一応塗分けた車体。5色使ったんだけれど、これは何というか、自己満足の世界というか、そこまで必要不可欠とは言えないと思うね。塗装済みキットは2色塗分けだそうですが、個人的にはそれで十分と思います。211系って、近年のステンレス車ほど各部の色に差を感じないので、ドアとか枠だけ塗分ければそれっぽくなるんじゃないでしょうか。ちなみに専用マスキング材が1両7・800円で売っていますが、一編成分で買うのは…あほらしいので参考に1両分だけ購入。まあ自前でできるレベルかな。ちなみに湘南色ストライプは完璧に塗分ける自信が全くなかったので、日和ました。

株式会社三栄プリントさんの転写シートです。実は7月くらいから、お店とやり取りをさせてもらっていて、アドバイスをもらいつつこうなりました。いわゆるUV印刷の類らしく、ステッカーとインレタの中間くらいの商品です。フルカラーで発色も美しい上に、白色も可能。ただしちょっとだけ塗膜が厚めです。細かい文字や模様でなければ、フチなしで転写可能。原稿は当然自前で用意が必要ですが、発注から数日で完成品が届きます。まあいろいろ癖があるので、追々紹介していこうと思いますが、慣れてくればビシっとしたストライプが入れられます。ちなみに10両編成(+予備)組めるこのボリュームで、A3 に収まりました。ストライプは例のマスキング材を参考にしたので、全体に長め。必要寸法で作れば15両分収まるかも。これでお値段5000円です。送料入れても6000円くらいです。純正デカールだと3両分も買えませんから、結構お得と思います。デカールは耐候性やインレタが載らない問題(正直これ、クレームものだと思いますけどね)が気になりますが、UV印刷の方はそういう心配がありません。

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