2016年11月13日日曜日

どうせならいい音を鳴らしたい


mp3サウンドデコーダーのポテンシャルの高さがわかったので、これを活かすようなサウンドファイル作りを考えます。
考えますと言っても、出来ることは知れているのですが、いざやってみるといろいろと気になる点が発生。なんだかんだで1週間いじって、まだ調整しています。

先日書いたように、このデコーダーの機能を活かすのであれば動力車より付随車だろうと思い、電源車に搭載をもくろんでいます。とりあえずディーゼル音を鳴らすこと自体は簡単です。1時間、2時間分のファイルを作って載せることも可能。流石にそれほど長時間鳴らしっぱなしという機会はまずないので、問題はありません。
調整を要すのは、他の音を鳴らす時。再生数は同時に1ファイルですから、テストのようにハイケンスを鳴らすと、当然ディーゼル音は消えてしまいます。ディーゼル音にハイケンスをミックスしたファイルを作ればいいのですが…。これがじつは難しい。単純にミックスするとディーゼル音に埋もれますし、全体に音の厚みが増すのか(そのあたり仕組みが分かりませんが)音がわれる。
さてどうしたものか?
という試行錯誤が1週間(一日あたりせいぜい1時間とか三十分ですけれど)続いております。ちまちまと音量やらエフェクトをいじりながら調整中です。何となく掴めてきた感じですが、自分の中ではもう少し詰められそうな気がしています。
本当はこういう試行錯誤自体が嫌いなのですが、一度やり方を詰めてしまえば、以後は簡単にファイルを作ることができそうなので、ここが踏ん張りどころでしょう。

2016年11月6日日曜日

mp3サウンドデコーダー、気になる部分


手放しで喜んでいるわけでもないのでして、現状で気になるところを書いてみます。

1.コンデンサ必須
・パーツ同梱なので別に構わないのですが、サイズがサイズなので、どこに収めるかが考えどころです。TOMIXの機関車ですと、パンパンにダイカストが入っていて場所がないですから。
では、無くてもいいか?
不可ではないが、非常に不安定です。チョット長めの音声ファイルや音量が大きくなると、音飛びや再生終了します。モーターを回すと殆どの場合、再生終了。(自分の環境の場合です。)
名古屋電鉄さんによると、必要な容量はケースバイケースなので、Nゲージで収まる最大サイズを添付しているとのこと。とりあえず添付分で安定した動作が可能ですが、幾つかテストしてみて最小限(容量もサイズも)を模索する必要がありそうです。
2.ループ再生
・このデコーダーはループ再生ができます。が、仕様上仕方がないことですが、ループ間に一瞬音が途切れる。音声ファイルを調整して目立たないようにする工夫が必要ですね。
3.音量、音質
・これはスピーカーとの相性もあると思うので、テストを繰り返すしかないと思います。現状でも我が家で鳴らす分にはうるさいくらいなので、音を大きくすることよりも、音声ファイルとデコーダーの音量設定を微調整する感じです。音割れすると非常に聞き苦しいですからね。別のスピーカーも試してみたいですし。
4.再生音数
・1ファイルしか再生できません。一般的な市販のサウンドデコーダでは、同時にいくつも鳴らせたりしますが、このデコーダーは2つ目を再生し始めた瞬間、1つ目はキャンセルされます。ちょっとしたコツが必要ですね。

と言ったところでしょうか。
今、カニ24に入れ込むつもりで調整をしていますが、PCならばスペースの問題もありません。ループ再生の問題は…、まあ何とかなりそうです。(ぶっちゃけた話、ディーゼル発電機の音声ファイルを1時間分用意すれば、1時間は継ぎ目なく再生されるので、大した問題ではないのです。)

mp3サウンドデコーダーのテスト動画作りました


ということで、簡単ですがテスト動画作りました。
車両からサウンドを鳴らす方法は、いろいろあって、例えば
車両にWifiスピーカーを積んでデータを飛ばす
MP3プレーヤーを積んで遠隔操作
等、様々な手法が試行錯誤されています。
このデコーダーも、今まで馴染みのサウンドデコーダーとは少しアプローチ
が違いますが、選択肢として面白いと思います。
コストもかなり魅力的。

ちゃんと鳴ることがわかったので、 サウンドファイルの調整に入っています。
音量、音質の調整は手探りで進めるしかないですし、動画でも書いたように、
動力車でどう使うかも、ちょっと考えたいと思います。
さしあたり、サウンド化できていないトワイライトとカシオペアの電源車に入
れたいなと思います。

2016年11月3日木曜日

MP3サウンドデコーダ導入

DCCの醍醐味の一つはサウンドだと思うのですが、自分好みに音
をだすのは大変です。ESUのデコーダに編集データを載せる方も
おられますが、金銭的にも、労力的にもキツイものがあります。
そこは人それぞれでしょうが、少なくとも私は
自分で運転する模型から好きに音を鳴らしたいだけであって、音を
集めて、データを編集して、デコーダに書き込んで、車両に搭載…
などという過程は正直なところやりたくない。仕方がないからやって
いるのです、デコーダ搭載加工とか。

苦痛な作業を伴う趣味は、長続きしない。
が持論ですので、安易な方法を考えます。
で、解決の糸口を一つ見つけました。
名古屋電鉄さんが頒布されているMP3サウンドデコーダv4
簡単にいえば、mp3ファイルを再生できるデコーダです。
驚くべきことに、お値段3,800円で



















部品実装済 
コンデンサとスピーカーも付属
送料とmp3ファイルを入れるmicroSDカードを購入しても5000円掛
かりません。

















こんな感じでちょちょっと結線すれば使えます。
しかし何ですな、余りのコード使ったんで、色が無茶苦茶ですが
ご勘弁を。



















その辺に転がっていたTOMIXのモーターを繋いで試運転。なん
とモーター制御もできるんです。
これ音声の出力も大きいし、モーターもきっちり回るし、非常に
良くできていると思います。
テストの様子は、動画に撮ってみようと思います。

2016年5月26日木曜日

ほぼ誰も気が付かない

走らせておってもですね、報われない感満載です。
こうやって2両並んでても分かんないよなあ。便所窓と号車札受けくらいしか違わない。むしろダクトを突き抜けている金帯の方が目立つかもしれないです。
まあ、わざわざ説明するのも野暮なんで、知らん顔して運転するわけですが。
こちら向きだと、9連の窓がかなりセセコマシイので分かるかもしれませんね。
でもまあ、苦労の割には地味です。切継も面倒だけれど、このアルコン帯が一番曲者。なんでこんなのにしてしまったんだか。マスキングが面倒でしかたがない。
 反動で? こっちがただの金帯になってしまった。
こっちのほうが違和感アリアリで目立つ。

2016年5月11日水曜日

次はこれだ


















とりあえず第2編成の目処は立ったので(室内灯の調整と、電源車のサウンド化は残っていますが)、
次はこれに着手。
24変化には外せないところですが、いかんせん地味ですね。オロハネ製作時にスハネ25を2両潰して
いるので、その残骸からパーツを持ってきました。本来はもうちょい窓の位置が後だと思いますが、許容
範囲でしょう。寝台側は元の塗装を生かしたかったのだが、こいつら便所窓埋まってるのね。北サウの
車体新製車は変に律儀なところがあるんですよねえ。

ちなみに床下は種車のオハ14に近いようです。オハネ25551から床下持ってくれば簡単だと思うが、ま
た無駄パーツが出ますね。 ちょっと思案中。

2016年4月17日日曜日

北斗星編成を整理してみる

正直なところ、最初の震度7でも驚いていたのですが…
4/16のは広範囲でかなり揺れましたね。
まだ余震が続いていますが、これ以上被害が拡大しないと良いのですが…。
あの規模だと我が家も潰れると思います、確実に。

何だかんだで、12両調達(不良在庫整理とも言う)ができたので、都合24両+1両が我が社のフルラインナップになりました。

プラス1両というのは、混成編成2号車用に当初改造したオハネ24-503で、一時期オハネフの代わりにぶら下がっておりました。多分動画に出したことはなかったと思います。ただ、実際にはほとんど出番はなかったらしいのと、札サウの車両は今回の増便(笑)でも基本的に用がないので、予備車としておくしかありません。まあ走ってしまえば、東オクのオハネ24に見えなくもないんですが、窓の埋め方が違うのと、ドアに掛かった金帯が目立つので…

さて、北斗星は改造車でグチャくちゃな編成というのが一つの魅力だと思うので、できるだけ2編成が被らないものを考えます。そうなると玉石混交だった三往復時代の3・4号が適任です。東オクのオハ25-503(エンドウ)と、二両在籍するオロハネ(ロイヤル/ソロ)・オロネ(ツインデラックス)を活用するとなれば、東日本編成を選ぶしかありません。北海道編成も件の予備車が使える上、ツインデラックスの変態車両がいるので魅力的なのですが…

ということで、当時の写真を漁って見るのですが、ネット上では2000年以前の画像やデータって驚くほど少ないんですね。それだけネットなりSNSが普及途上だったということなんですが…
 おかげで、1980年代から2000年位にかけてコツコツ買っていた、雑誌のブルトレ特集が結構役立ちます(古本が多い)。
 もっとも、完璧に車番まで現実に即して揃えようとすると厳しいので、年代的に無理がなければOKにしようと思っていますがね。

で、増備したのは
オハネフ25、オハネフ25200番代、オハネフ24、オハネ25、オハネ24、スシ24、オロハネ24550、 カニ24100番代(笑)
これに、既存の余剰車がぶら下がるという、まさに玉石混交編成が完成しました。

1号車 オハネフ24  エルムも含めた4往復時代に増便用に改造された。1往復化前にお役御免。
2から4号車 オハネ25100番代、オハネ25、オハネ24 
              こちらも増便用車。2005から2008年に相次ぎリタイア。100番代はしぶとく生
              き残った238号(過去記事参照)を投入 
5号車 オハネフ25  同じく早期退職組から。外見的には無線アンテナ施工前というのが特徴か。
6号車 オハ25-503  既存
7号車 スシ24-504     東日本車はオール4人掛けから片側2人掛けに改造されたのだが、どうやら
              これは1990年代初頭には完了していたらしい。終末期の車両と大差ないの
              で、今回は大型MGベンチレーターが唯一残る504をチョイス。
8号車 オロネ24-501    既存
9号車 オロハネ24-501  既存 7,8,9号車は現状の混成編成とも置き換え可能。
10号車 オロハネ24-550 終末期まで生き残り、全車・全期間ほとんど差異がないという困った状
                態に。わかりやすい差異や変更があったら知りたいです。ということで、
                一時期見られた一個だけクーラーカバー旧式(笑)を作ってみました。確
                認できたのは混成編成時代だけど。
11号車 オハネフ25200番代 今まで北サウ車しか在籍していなかったので。
電源車 カニ24-511  本当はマニがほしいのですが、ホビダスのプラは高いくせに大改造が必要
              なので、今回は不採用。出雲用のイメージですけどね、使用歴はあるので。

本当は時代ごとの小改造や改修が沢山有るようなのですが、これはもう追い切れないですし、編成までに作りこむのはほぼ不可能。まあ、こんな編成があったかどうか分かりませんけど、一応2000年前後ならあり得る車両が並んだはずです。(見て楽しけりゃいいんだよ、実際)

あとはあれですか、 ED76551が欲しい感じですよね。

2016年3月6日日曜日

東日本のオハネフ

TOMIXからそのものズバリが出てしまったので、若干ありがたみが無くなってますが、東日本のオハネフ25 0番台。KATOさんは北海道車と共用なので、外付け雨樋を撤去し、非常口を固定にし、引き戸の点検蓋を塗りつぶす等々、ちょっと手がかかります。クーラーカバーは何となく原型に戻しましたが、無論新型もありです。

さて、増備中の東日本編成。1、5、11号車の3両を用意する必要がありますが、同じのを増備しても面白く無い。で、過去帳を探すとですね…
オハネフ24も居るんですね。青森へ転出して「あけぼの」で生涯を終える3両が、元北斗星用。TOMIXでモデル化されていますが、車掌室窓改修後の仕様なので、例によって改造するしかないですね。オハネフ25は200番台が我が社には在籍していませんので、1両投入しましょう。困ったぞ、1両足らないね。で、もう一両はちょっと反則気味に、一時期変形車だった車両を持ち込むことにします。
オハネも足らん。1両はすでに紹介したオハネ25 100番台。あとはオハネ24とオハネ25 0番台ですかね。これで3両。うわ~~、結構面倒くさい。

2016年3月5日土曜日

オロハネ24501

北斗星極めつけの珍車はこのオロハネでしょう。
増便時に北海道車に合わせて大きく部屋構成を変えたロイヤル/ソロ車で、一両しかおりません。
KATOが オロハネ25500番台を出さないという暴挙に出たため、不在となっているロイヤル/ソロ車を穴埋めすべく改造した次第。
いや、簡単には改造無理よ、オロハネ25のあの変則窓配置。こちらは北海道のスハネ25から窓と室内を掻っ払ってくればできないこともない。さらに言えば、仮に製品化されてもバッティングしないから悔しくない(笑)。
結果として純正オロハネ25が出たとはいえ、想定内。


改造自体はさほど特殊なことはしておらず、切って継いだだけですが、カット位置は要検討。接着面をできるだけ屋根裏に回したかったのと、複雑な切継は整形が面倒なので、直線的に。
コイツの最大の課題はオロハネ1両とスハネ2両のサンコイチだということ。まあエンドウの中古を買うと思ったら特段高くない値段ですが、財布には優しくない。
今なら北海道のオールソロでニコイチでは?
違います。オハネ25550番台は客室配置の関係で窓配置が違うのだ。上下にもバラさなければならないので、超めんどくさい。もし横着したいと言うのなら、富士ぶさセットのオールソロを切るしかないですね。
で、室内灯と人が標準装備な我が社においては、室内も切り継ぎ不可欠です。だいたい位置関係が合えば問題無いですけどね。
というわけで純正が揃うまで3年近く正規編成の一員として頑張ってくれたこの車両。お役御免になってしまって、東日本車オンリーで急遽仕立てられた、オロハネ3連発「暫定北斗星」くらいでしか使いようがありません。

ン~~、可哀想だからもう1編成作るか。
ということで、2編成目を増備中です。
例によってどうせならお手軽かつ珍車を連ねたいので、北海道編成はパス。というか、この車両使えないじゃん。で、必然的に東日本編成になるわけですが、ある意味何でもありだった頃の3・4号にするつもりです。
マヤはちょっと面倒くさそうですねえ。同じオロハネ25が 2両在籍するのも嫌だな。それを言い出したら現状のデュエット2両は車番が違うだけじゃん、等々いろいろ気になる。
2編成24両並べて、全て違う形態って結構すごくない?
若干反則技もありますが、一応24変化、可能です。意外と個別で違うんですよねえ、番台区分同じでも。

2016年2月7日日曜日

北サウのオハネフ

北斗星のオハネフといいますと、北は0番台、東は200番台のイメージが何となくあります。東の場合は0番台もいますし、古くはオハネフ24もいましたから必ずしも切妻車が代表ではありませんが、北の場合は切妻車はたった1両のみ。216しかおりません。
もっとも切妻ではオハネフ24-500番台というドデカイ隠し玉がいるのですが、 おかげで216の存在感と言ったら、ほぼ最低レベルではないでしょうか。

混成編成になった当初の北斗星は、B個室車の予備車が限られるため、かなり雑多な構成がみられました。時にはオハネ24-500がピンチヒッターで登板したり…
2号車がB寝台化されてからは、予備車のいない5号車(オハネ25-550番台)の代わりにオハネ25-560番台が入る程度で、だいたい落ち着いてしまったようです。
さて、こうして2号車には車掌室完備のオハネフ24-500番台が常駐するようになりました。これらの予備車として時々登板したのがこちらの216。正直かなり不遇といえます。
模型としてもオハネフ24-500のほうが目立ちますし、人気のようです。
じゃあ我が社は216にしよう。へそ曲がりなんです。

種車はKATOのオハネフ25-200番台です。引き戸化は例によってボナファイデのパーツ。クーラーカバーは新型、台車は北海道改造車御用達のF型ではなくノーマルです。種車のステンレス帯モールドは削るのが筋でしょうが、こうやってゴールド塗装してしまうとほぼ分からないので気にしない。こいつが尻に付くこともないので、貫通路付近の造作も省略です。

東日本車との差異で注意すべき点は、外付け雨樋の追加、妻面への金帯回りこみ位置、妻面屋根の塗り分け、無線アンテナの有無といったところ。
今ならTOMIX車ベースのチョイいじりでいいですね、ずっと楽です。