RIAT参戦、実は三回目である。と言っても、これだけを目当てに出かけたのは昨年に続いて
二回目。個人でも行けることが分かってしまったら、特段心配はない。ヒースローにたどり着
ければ、最寄りの街であるスウィンドンへは高速バスで1本だし(もちろん鉄道でもよいのだ
が)、宿と会場のチケットも含めてネットで手配が可能である。
正直、行くこと自体はかなりハードルが低くなっていると思う。 実際ツアーも含めかなりの日
本人が参戦し、名前は知らないが何処かで見たことがある人はたくさん見かける。
今回は久々にサンダーバーズが遠征してくるということもあり、気がついたら会場のチケット
がどんどん売れている状態。 特にマニア御用達のFRIATチケットのうちMACH3(フライイン
からフライアウトまでフル参戦できるチケット)が速攻で完売し、そこまでせんでもいいんだぜ!
のMACH2も例年より売れているらしかったので、1月には予約を入れました。イギリス人が
そこまでバーズに入れ込んでいるとは思えないんだけれど…
半年後では仕事の加減はまったく掴めませんが、まあ何とかなるッペさ。
続いて宿の予約を入れます。と言うか、予約はしてあります。RIAT開催中はスウィンドンの宿
がガンガン満室になるので、時間勝負なんですよ。ネット予約の場合、直前までキャンセル
可能なタイプもあるので、ちょいと割高ですがまずは予約を入れておくべきでしょうね。しかし
便利な市街地の宿は馬鹿高いです。一泊2万円コースだったりしますから。ただ、ツインの
部屋を選べば同志と泊まると半額に収めることはできますよ。
次は航空券。コレが悩みどころです。中国系やアジア系が安かったりしますが、時間がかか
るのとサービスがアレなので、私には無理です。昨年はエミレイツでドバイ経由にしてみたの
ですが、羽田深夜発ならその日も仕事ができます。帰国時も深夜なので、泊まらないといけ
ませんが。今年はキャンペーン等に引っかからず、あまり格安感がないので、悩んでいると…
困ったのが来ました。
英政府も6カ国から電子機器の機内持ち込みを禁止
なんだと~~
テロ対策で電子機器の持ち込みを制限したトランプ政権に続いて、イギリスもやるのだという。実は米英で内容が微妙に違っており、アメリカ行きの場合、ロイヤル・ヨルダン航空、
エジプト航空、トルコ航空、サウジアラビア航空、クウェート航空、ロイヤル・エア・モロッコ、
カタール航空、エミレーツ航空、エティハド航空と中東の会社はほとんどが対象。イギリス
はトルコ、レバノン、ヨルダン、エジプト、チュニジア、サウジアラビアからのフライトが対象
で、欧州格安旅行の定番御三家は対象外だ。
ただ、こういう規定はすぐに変わるので、7月にも大丈夫という保証はまったくない。一眼レ
フに望遠レンズを担いでいく側としては、ちょっと困った状態だ。流石に預け入れ荷物に
これらを入れる勇気はない。ネット情報では、カメラ電源を入れて空撃ちしたらOKなんて
ところもあるらしいが、搭乗日にそうとは限らない。
今回最大の懸案はここだったのだが、結果的にはセキュリティーチェックが厳しくなっては
いたものの、 特段の問題はなかった。この措置、パソコンが持ち込めず、かなり不評だっ
たようで、アメリカも7月中に条件を緩和している。
ということで、今回はカタール航空を利用した。同じ会社で行ってもつまらないしね。
羽田を深夜に発ち、ドーハで乗り継いで、お昼過ぎにイギリス上陸予定である。羽田便は
Boeing787なので、それも楽しみだ。とか思っているうちに、また事件発生。
中東諸国、カタールと国交断絶
なんでこうもいろいろ起きるかなあ。幸い欧州便は普通に飛んでいるようだが、中東の小国であるカタールは周囲を各国に囲まれているため、航路が著しく制限され、フライトに遅延も
発生しているらしい。日常品が枯渇しているというニュースも出た。何だかなあである。
そうこうするうちに、カタール航空からフライト変更の知らせが届いた。
「Boeing787から最新鋭のA350になります!」
ハッピーな演出になっているが、何気にフライトスケジュールも変更され、件のフライト遅延
対策がなされた模様。羽田発着がともに遅くなり、ドーハからの乗継が不可能になったので、
そのフライトも変更されていた。ヒースロー着が2時間遅くなったのは仕方がないが、結果と
してA380のフライトに乗れることになった。昨年は、エミレイツとそのコードシェア便であるカ
ンタスのA380に乗ったのだが、日系が飛ばしていないにも関わらず2年で3社目とは…
ということで、出かける前からいろいろありつつ、カタール航空イチオシのA350に乗り込ん
だのでありました。
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