JR東日本の予備車といえば、これも外せないところ。
北斗星の臨時化にともなって真っ先に保留車扱いになってしまったらしく、
改正以後の登板はないまま廃回されてしまったようだ。1往復化以後、比
較的使用されていたようなんですがね。
JR東日本のツインデラックスでは唯一の14系改造車であり、ドア横の窓各
1枚と非常口扉が埋められている。床下機器はぱっと見には、オハネ時代
と大して変わらない模様(というか、あまり拘らない)。
改造の種車はTOMIXのオハネ14。オハネ24でも大して変わらないが、まあ
妥当なところでしょう。ただ発売からかなり経っており、構造的に古いので
手間が掛かるということに後々気が付いた。窓埋め等は実車通り、引き戸
とそれに伴う戸袋裾の延長、点検扉はボナファイデのパーツを使用。特段
難しいことはない。
小窓の処理は大いに悩む所で、穴あけ後、Nゲージ用の窓パーツをはめ込
んでいる。何のパーツを使うかは非常に難しいが(今なら当然KATOのツイ
ンデラックスから持ってくればよいが)、オハネ251000番台用がちょっと大き
い感じだったので、少し削ってはめ込んだ。車体厚が違うので面一感は少し
欠けるが、ご覧のように当社の車両は激光室内灯仕様なので、あまり違和
感はない。窓ガラスが入っている方が大事。
さて、問題の車内装備だが、折角開放ハネ改造でKATOの室内パーツが余
ったので、 これをなんとか収めることに。開放ハネの逆パターンだが、例に
よって床下パーツの爪さえ填まれば問題がないので、兎にも角にも要らない
部分を徹底的にカットする。室内パーツ側は車幅を詰めて、室内灯用の支
柱をカットするくらいだが、問題は車体側。TOMIXの室内灯が填まる巨大な
出っ張りがあるので、天井を7,8割方カットしなければならない。強度が少
し心配だが、屋根パーツを接着してしまえばさほど問題にならない。
といったところで、北斗星用車両珍車御三家の一つ?が完成。小窓ツインデ
ラックスのいない当社では、予備車どころか主力である。 ご覧のように大窓
は目立っていいですな。
実車は最後の入場時にクーラーカバーが最新のものに替わったが、今のと
ころこのままで活躍予定。
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