2024年8月19日月曜日

20年越し? キハ183まつり

 なかなか走らせる機会がありませんでしたが、ついに来ました。

総社のクロスポイントさん。多分我が家からは一番近い貸しレです。

いきなり色物で恐縮ですが、旭山動物園号5連。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、ポリカのガラス窓カバーがないからエラー、とか言わないの。

どうせ走ったら気にならないのです。(いやいや)

R工房さんのデカールは、ほぼ全面に貼る必要があり、なかなかの難

度でしたが、一応それらしくは纏まったのではないでしょうか。ボン

ネットの天板部分は、何故かデカールがオミットされており、仕方が

ないので適当にお絵描きしました。

一番困ったのはライトケース周りの凹凸。

地獄を見ました。

予備を入れてもらって助かった。

 あまり色物は好きでないのですが、5連で完結するのは模型

として有り難いですね。2M3Tになるのがちょっと痛いけれど。

続いて本命は、新特急色で両端スラントノーズ、ハイデッカー

グリーン付きの9連。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ実際に北海道で乗ったので、どうしても再現したかったんです

よね。マイクロエースさんは500番代をやってくれなかったので、

冗談でなく20年越しで実現させました。Tomixの新特急色がイマ

イチフィットしないので、わざわざ塗り替えもしたという。まあま

あ、手間がかかりました。一番辛いのが連結器の交換だったのは内

緒。何であんなパーツにしたんでしょうね、マイクロさんは。

ちなみに当時は定数7連で、8連だとキハ182を追加。9連だとキハ182

と坊主、10連だとキハ182と坊主2両だった記録があります。坊主2両も

魅力的ですが、模型としてはお値段的にちょっとキツイ。マイクロさん

再販すればいいのにね。今、とんでもないプレミア価格になってますか

ら。ちなみにこれらの車両たちは、「でっかいポリバケツ」と揶揄され

ていた時代に買い集めたので、結構お安く我が家にやってきました。

さて、ハイデッカーグリーンを引っこ抜いてしまったので、残ったTomix

の車両はこうなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寝台車2両を従えた晩年の夜行特急おおぞら7連。車両の構成からすると

特急まりもになる直前くらいでしょうか。逆側はキハ184+キハ183-500

にしたいのですが、当面は1500番代で代用ですね。まあ、走ってしまえ

ばわからんし(またそういう事を言う)。見えませんが、スハネフ14とオハ

ネ14は、引き戸化して塗り替えただけです。キハ184もHET色に塗り替え

ましたが、世間で専用色とまで言われているフォーミュラフレンチブルー

で塗装したら、えらく青い色に。といいますか、Tomixの塗装がパープル

に振れ過ぎているのでは? 

まあ、実写も千差万別だったので別に気にしませんけれど。

件の新特急色9連は、キハ183を取っ払った8連に化かすことが出来ます。

(今気づいたが、ワイパーが一個飛んでますね)

ということで、キハ183三昧3編成が形になりました。

実はまだ余剰車が複数在るので、7連くらいなら組めるんですよね。ノーマル

キロとキハ184を使うとなると、国鉄民営化前後の7連ですかねえ。それなら

特急色が似合うかしら。(内心、キハ183の塗替えがメンドイなあと思っている)

 



 
 

2023年5月31日水曜日

次世代サウンドレコーダー SmileSoundデコーダーを試す

 ということで、届いたデコーダーを使ってみます。

 

折角なので2種類、Next18版とMTC21版を導入してみます。いずれも十二分に

小さいサイズで、搭載には助かります。ちなみに、












ESUの定番、Loksound5 microとの比較ではこうなります。ほんの少し大きいだけ。

Nゲージ用としては十分でしょう。 ちなみに上は、絶縁用にテープを巻いただけです。

技術革新素晴らしい。

さて、現状ではレールオンでデータの読み込みができない仕様なので、ライティング用

のドックを使用します。











しっかりした作りなのは良いのですが、USBがMini-B端子なのが驚いた。最近使ってな

いよ、これ。部屋中探し回って配線を見出しました。








データ書き込みにはDSSPという専用ソフトを使います。今回は既存のサウンドファイル

を書き込むだけなので、超簡単。ファイルをイジれるようになれば、色々調整できるはず

なのですが、当方の現状を見るに(忙しいのです)何時になるやら。

車両への搭載は、 Next18仕様ならばポン付けなので、とりあえずESU仕様だった211系

のデコーダーを外し、かわりにSmileSoundの方を差します。

全くのデフォルト仕様で、いじっていませんが、音量・音質とも十分だと思います。

これだけ音が出れば、ESU に戻る必要はなさそう。

 

2023年5月27日土曜日

生きてますよ

 長らくご無沙汰してました。

いや、211系で力尽きてしまったというのが正直なところ。

その後、211系のお供ならこれかなっと思い、導入したのがこれ。


ホントにがっかりしたね、こいつには。テールライトが透ける上に、

下にもガッツリ漏れる。

更に… 

  
 上にも透ける。テールサインは真ん中しか光らない。何ですかこれは。
そして走らせて気がつく。お~~い、脱線しまくりじゃん。まともに
貸レを1周できない車両は自作含めて初です。集電バネと台車の調整必須。
このあたりで、なんかこうテンション下がっちゃったんですよね。
そうこうしているうちに天賞堂の185系が出ました。
これは無視できない。天ならちゃんと走るよね、多分。さらにKATOが噂の
あった夢空間を出すという。何てこと。
というような流れで現在に至る。
そうそう、DCC業界もコロナ禍での電子部品不足と円安で動きが止まっ
て、と思ったらDCC連合さんが自前のサウンドレコーダーを作ってしまい
ました。すごいな技術力。当方は、KATOに習ってデジトラ→MP3デコーダー
→loksoundと進んできたのですが、いよいよ国産(そうですよね)サウンド
デコーダーに乗り換える時みたいです。正直、やっとloksoundのサウンドフ
ァイルの鳴らし方等を理解したので、また違うシステムに変わるのはしんどい
のですが、 何と言ってもデコーダー単価が半分以下なので、こんな美味しい話
はないのですヨ。
今発注中なのですが、届き次第loksoundと比較してみようと思います。今の
ところ蒸気機関車は苦手らしいので、ECやDCサウンドで比較してみようと思
います。

2021年6月4日金曜日

KATO EF81を買ってしまった

 211系がどうにか決着したので、なにか在庫をイジろうと思ったのですが、そういう時に限って出物が…。KATOのEF81が半値以下って 、ちょっとソソりますよね。

どうせ導入するなら、先日発売になった95号機だと思っていたのですが、出物は昨年発売の北斗星色の方。接着剤はみ出しで、お安くなっていました。当方はもう北斗星色は不要なので、その辺はリカバリーしつつ塗り替えることにしました。

 手すりを金属化した程度ですので、まあ出来はそれなりというところでしょうか。KATOのEF81は、手すり穴の目安が穿たれているので、穴あけは難なく出来そうなのですが、前所有者は微妙に的を外している箇所があって、何気にリカバリーが面倒くさい。ちゃんと修正しきれなかった部分もありますが、まあ走れば分かんないでしょう。細かい表記はインレタのいい在庫がなく、今の所省略。製造銘板は古いだるまや製のエッチングを塗り替えてみた。三菱にしたかったから、92号機になったようなものですな。JR東日本のプレートはフジモデル製。なんでこんなのパーツ入れに在庫しているんだろうという感じ。

ちなみに地色はタミヤのオフホワイト、前面はタミヤのイエローそのまんまです。実はオレンジもタミヤで塗ったのですが、どう見ても黄柑色で赤みが足らなかったので、クレオスのオレンジに変えました。ブルーは青15号でも20号でもなさそうなので、クレオスのブルーにガイアのマゼンタを滴下しながら赤みを加えました。飾帯は毎度お馴染み?ハセガワトライツールのミラーフィニッシュです。軟質プラへの色差しは、最近好んで使っているアクリジョンカラーで、案外食いつきが良いです。まあこんなもんでしょう。

意外といい雰囲気じゃん、ということで95号機も追加で導入しました。やはりパーツ未組付けは寂しいですな。95号機って、北斗星の1番列車を引いて青森へ向かい、翌々日に帰ってきたところを撮影した記憶があります。以後、北斗星牽引時に出くわす機会はなかったような気がしますが、機関区、電車区の公開時にヘッドマークを掲げた姿は見た記憶があります。まあ、運転区間から遠く離れてしまったので仕方がないのですが。





折角なので、我社の田端所属機4両。この他に敦賀のトワイライト色とローピンの302号機、更新色304号機、赤2号に塗り替えたJR九州仕様の400番台が在籍。どんだけEF81が好きなのか。もう増備する気はなかったのになあ。

ローピンの84号機は唯一のエンドウ製。エッチング多用の入門機だが、ここに並んでも案外違和感なし。もう30年物ですが、MPギア駆動で実にしっかり走ります。貯金を握りしめて出掛けた、白楽の「だるまや」で購入した。無線アンテナとワイパーは、確か鶴見市場の「はやぶさ」で買ったはず。製造銘板もだるまやさんだな。ちょっとオーバースケールだが、エアホースはちゃんとチェーンで吊っている。このチェーン、たしか艦船模型用で、逗子の「航研堂模型」で勧められたもの。何だか神奈川ローカル模型店の思い出で出来ているような感じだ。結構、街の模型屋さんがあったよね。子安、東神奈川、磯子、平塚…アリック日進はもう鉄道模型は扱ってなかったんだっけ?

高校時代には、すでに幾つもの店がたたまれていく状況ではあったけれど、安いパーツ一つ買うにも店先で散々悩んで、悩んで、買わなかったりした(笑)。そういう経験をした最後の世代かもしれないな。

2021年5月16日日曜日

アクラス 211系 まとめ

とりあえず備忘録も兼ねて、ちょっとまとめておこうと思います。

まあなんと言いますか、結構手強いネタだったと思います。大分妥協しましたので、どうにかなった感じです。すでに書きましたが…

*車体が反っている

*側面窓のRがおかしい

このあたりは対処不能なので、諦めます。

*床板が長い 

*屋根が反っている

*床下機器の配置指示がおかしい

現物合わせで何とかします。

*クーラーのヒケが酷くて使えない

*ベンチレーターの底蓋がない

*吸気ダクトがゴツすぎる

さっさと別売パーツで置き換えます。

ストライプ・車番は三栄プリント製UV転写シート(データ自作)

前面部のみストライプ塗装(自家調合)


 クハ211・クハ210

前面パーツの合いはけっこう良い

屋根のRがきついようだが、簡単には直せないので放置 

前面ステップ幅が狭いらしいが、放置

前面パーツを付けるために、かなり床板を削る

初期型スカートがフィットしないので加工

前面はTOMIX電連(一段)カプラー、後端はIMONカプラー

台車は日光製 回転止ストッパー設置

ライトケースが使えないので径5mmパイプに換装

ライトパーツは頭だけカットして使用 個別にチップLEDで点灯

デコーダーはNucky謹製ワンコを両極性化して使用

貫通扉ガラスの盛大なヒケを修正

種別表示窓の盛大なヒケを修正

種別幕、方向幕、列車番号、編成番号を自作

ATS・コック・所属・定員表記自作


 サハ211

前後IMONカプラー

台車はカツミ製 回転止ストッパー設置

方向幕を自作

ATS・コック・所属・定員表記自作

優先席表示はトレジャータウン製


 モハ210

前後IMONカプラー

台車はカツミ製 回転止ストッパー設置

方向幕を自作

ATS・コック・所属・定員表記自作

優先席表示はトレジャータウン製


 モハ211

前後IMONカプラー

台車はカツミ製 MPギア駆動

モーターは中華製の細型をチョイス 床板を完全にくり抜かずに設置可能

デコーダーはLoksound micro 5 をDesktop Station製の ExpBoardを介して設置

スピーカーは径28mm3Wを採用

サウンドはオープンサウンドデータの211系用に自撮りデータを追加

パンタはTOMIX製PS17(ホーンタイプ)が余っていたので流用

方向幕を自作

ATS・コック・所属・定員表記自作

優先席表示はトレジャータウン製 弱冷車表示はTOMIX製

 サロ212-100・サロ213-100

IMONカプラー+サロ連結部はTOMIX製密連

TOMIX製サロ124を実車同様改造

サロ213は車掌室をアルミシートで塞ぐ

細幅LED化された方向幕部を自作

ATS・コック・所属・定員表記自作

以上

何やかやいろいろやってますね、これでも。

アクラスのキットをいじっていると、ほんとKATOとかTOMIXの製品が良くできているなあと思います。ギチギチなんだけどスポンと填まる勘合の良さ。ダボや爪の位置を微妙に調整して、逆向きにパーツが填まらないような工夫。表面がヒケないような金型配置。

そういう配慮が全然ないのよね。クハの2両はほとんど同じ車体だが、実はちゃんと違いがある。モハ・サハの車体もちゃんと前後があり、当然床板にも前後がある。アクラスは逆向きだろうがなんだろうが、全部同じダボ・爪配置なので何度も間違えた。(不注意なだけか?)

今や1両1万超えが普通なプラ車両、完成品だったら10万超えでしょうけどね。どっちが良かったかは微妙だな。

2021年5月3日月曜日

アクラス211系 完成(とりあえず)

 今度は心が折れないように、日々手を入れ続けた結果、どうにか完成を見ました。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

M車二両にクハをつないで最後の通電テスト。前照灯も結構いい感じでは?

DCCデコーダーは例によって LokSound ver.5のmicroが載っています。米国

からの輸送費がべらぼうに上がったので、勿体ない気がしないでもありません

が、なんぼプラとはいえ1M9Tというわけにもいかないので、仕方がありませ

ん。オープンサウンドデータをちょこちょこいじって、我社バージョンにしてあ

ります。

 
尾灯はこんな感じで。
パンタ周りは配管一つ追加していないので、シンプルというか寂しい気もします
が、まあおいおい追加するということで。屋根はねずみ色1号を使ったら思いの
ほか明るく、バランスを取ってベンチの方を濃いめのグレーにしました。Nゲー
ジだと逆の色分けが多いですよね。実車はすぐ退色するので、あまり参考になら
ないです。
 
  
 
ガラスのヒケ取りに苦労した割に、填めたらかなり奥だった種別表示。まあしょ
うがないですね。ATS表記、所属・定員表記とともに幕と列車番号、編成番号
は自作しました。写真だと列車番号が読めませんが、211系10連の熱海行運用に
なっております。編成番号がちょっとデカ過ぎたかもです。
この前面パーツも色々苦労させられましたねえ。
将来15連にするかもしれないので?連結器はTOMIXの電連付にしてあります。細か
いですが、実はクハのみ日光製の台車を履いています。他はカツミ製。















ご覧のように、件のUVプリントはきれいなストライプが出せるのですが、やは

り気持ち分厚いように思います。印刷面は非常に固くてパリパリなので、ヨレた

り曲がったりはしませんが、曲面に貼るのは難しいです。今回も前面だけは塗装

です。試し刷りした割には色が合わなかったけれど、まあ許容範囲ということに

しましょう。私としては異例の?5色吹き分け車体も、仕上がってみると何かイ

マイチ差がない気がする。まあ実車もさほど色が違って見えないですけれどね。

 

というわけで一応の完成を見ました。 本当は広い貸レで走らせたいのですが、

今は難しいですね。都会へ遠征するのがハイリスク。

来年はいけるかしら。

211系10連まもなく就役

 お久しぶりです。

残念ながら完全に力尽きてしまい、しばらく放ったらかしでしたが…

こういうのはまがりなりにも完遂しないと、二度と完成しないのですよね。

ということで、完成度はともかく就役させることにしました。素組なのに

そのまま組めないという、ちょっと困ったキットであることはすでに書きま

したが、とりあえず妥協を重ねて形にすることを最優先としました。

 


 















純正インレタを買おうかと思ったのですが、なぜだか所属表記も定員表記もあり

ません。定員増となっているロングシート車にうまくマッチする市販品もなさそ

う。しょうがないのでアルプスプリンタでデカール自作です。将来的には例の

三栄さんのUVプリントに変更するかもしれませんが、データは流用できますの

で、ちまちま作成。2000年前後くらいのイメージなので、東チタを大増産しま

す。ついでにATS表記も作成。優先座席表示も作りましたが、これは窓内側から

貼れるトレジャータウン製インレタの方を採用。列車番号の表示と編成番号、

サロ車は方向幕がLED 化していたらしいので、それっぽく作りました。

さあ、あと一歩まで来ましたよ。