2020年1月3日金曜日

オープンサウンドデータを使ってみた(トラムウェイC59)

LokSound 5 micro、小さいですね。ワンコイン・デコーダーも衝撃を受けましたが、このサイズできっちりサウンドを鳴らせるのですから、確かに最強でしょう。KATOのEF510に載っているのもこのシリーズですね。(バージョンは古いのかもしれませんが)

前回以来、長々と前振りを書いておりますが、要するにすることは何もないんです。
テンダーをパかっと開けると、基盤が大小2つあります。小さいほうはアナログ用なので引っこ抜きます。すると見慣れた8ピンが登場。これ、ポン付けで終了ですやん。(笑)

デコーダ自体はNext18コネクタ仕様なので、何とか8ピンに持っていく必要があります。
今回はExpBoard Next18 for General HO も合わせて購入しました。が、8ピン接続用のフィルムケーブルが付いてきました(入れてくれたのかな?)。あとはスピーカーを繋いだら終わりです。何にもしてないじゃん。なんか申し訳ない感じです。
肝心のサウンドは、毎度おなじみ径28㎜のバルクスピーカーにペットボトルキャップ・エンクロージャー でもよかったのですが、ちょっと大きめのバルクスピーカーを試しに入れてみました。縦長だとこういう時には入れやすいです。一応填まったのですが、嵩がぎりぎりで石炭の山が浮いてくるので、基板も引っぺがして縦置きにしてしまいました。
重量稼ぎなのかこのテンダーはダイカストっぽいので、念のため絶縁対策でテープ巻きにしてあります。


おお、バッチリ入るじゃないですか。
さて、肝心の音を聞いてみます。
結構音が出ていますね。テンダー全体が大きなエンクロージャーみたいなものですし、おうち運転では十分な気がします。28㎜と比較してみる必要はありそうですが、当面はOKでしょう。
あとは微調整、ですがこれが難儀しました。なにしろESUはお初なので、どこを調整するとどうなるのか、調べるところから始めるわけです。英語マニュアルを読みつつ、
LokProgrammerアプリでCV設定を確認、あとは実際にCVを変更しながら様子を掴むしかありません。蒸気機関車の肝はチャフの同期だと思うのですが、これがなかなか決まらない。CV5・57・58をいじること数時間、どうにか低・中速時はそこそこのところまで来ました。高速は、どうしても適正値を得られませんでした。
参考までに
CV5 =230 デフォの160ではかなり遅いです
CV57 =250
CV58 =60
CV5はmaxでもよかったのですが、爆速で走るものでもないので、ちょっと控えめにしました。ただ、これをいろいろいじくったおかげで、連動する(しますよね?)57・58の調整がカオスに。設定変更は1つずつ、という当たり前の教訓を得たのでありました。

最後にナンバーと製造銘板を貼り込んで、とりあえず出庫です。以前ちゃんと別売品を買っているんですよ、来る日の整備に備えてはいた。その気はなかったけど。
番号はかなり悩んだのですが(当初は門デフの124号にするつもりだった)、鹿児島本線関連で形態が近いのは119だけでした。埋め込み式標識灯が無かったり、熊本時代は前照灯が250w化されていたようですが、とりあえずは良しとします。 製造銘板はもっと旧式のやつかもしれないけれど、かっこいいから許す。やっぱりナンバーが入ると、俄然雰囲気が出ますね。

懸案があるとすると、まずは前照灯とキャブライトの切り分けでしょうか。配線を共用しているので前進すると両方点灯してしまう仕様ですが、キャブライトは暗くてほぼ見えないので、さほど問題はない気もする。テンダーライトはそもそも別付けパーツで、0.9㎜ドリルで穴開けて付けろ(ダイキャストに穴開けるのかよ) という、少々無理な仕様なので、無灯火で芋付けでもいいのかなあと思ったり。まあ、CV57・58を詰めるくらいしか気になるところは残っていないですね。
スピーカーについては、現状でも十分ですが、爆音にしようと思えばやはり28㎜以上を載せるしかなさそうです。ちょっと低音が寂しい気がするのは、そこが原因と思います。頑張れば結構大きなサイズでも乗りそうです。
あ、相変わらず曳くものがないというのは最大の問題かも(そっちかよ) 。



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